(参考資料提供:ふくずみアレルギー科院長吹角隆之)
最も大事なのは換気ある。
汚い室内空気をきれいな外気で薄めるしかない。
外気が汚いところの学校・保育園・当局、教職員、PTA、建設業者などが安全な学校にするために十分話し合う。
ポイント:ワックス、文具・教材、校舎の工事、先生の化粧品・たばこ、農薬・除草剤、プールの塩素、フェルトペン、芳香剤、教科書のインク、シンナー・ニスなどか父兄から指摘されている。
場所・部屋によっては、体温、症状が変化するかチェックする。
建物:新築、改装3年以内は1に換気、2に換気、平日も換気。全教室換気システムの設置。
階段や廊下が臭い。できるだけ窓を開け放つ。階段の踊り場(特に最上階)に大型の換気扇を設置。
教室:換気扇を設置し、外気の流入する場所(窓際)に籍を置く。
VOCを取る空気洗浄器を設置。換気には常に注意。風のあるときは窓を開ける。
風のないときは換気扇を回し、きれいな外気が流入する窓を開ける。急に寒くなって、しまってあった厚手の衣類を出して着てきたときが特に危ない。
家具:造作家具(棚・戸棚等)や木製収納家具(木製ロッカー・下駄箱)の合板が特に臭い。超活性炭パワーシート(tel0120-568-204)を敷く。
ヤシがら活性炭を入れる。茶殻を入れる。
ワックス:床を磨くワックスには可逆剤として有機リン系農薬と同じ成分が含まれている。日本製のワックスで有機リン酸トリエステルの入っていない物はない。
ドイツ製の蜂蜜ワックスを選ぶ。どうしても危険なワックスを塗る場合は長期の休みの前に塗る。縫った後は換気しまくる。
合成石けん・合成洗剤:O-157問題以来学校では殺菌を非常に念入りに行っている。しかし消毒液や逆性石けんを無闇に使うと逆に有害です。
手洗い用の香料・添加物の入った石けんは無香料・無添加の物に代える。
清掃用薬品:掃除に使う洗剤は香料や殺虫剤の入っていないものにする。合成洗剤も避ける。
暖房器具:室内排気型石油ストーブなど排気ガスの出る物は良くない。
室外排気型にする。
印刷機・コピー機:インク、トナー。
揮発性有機化合物(VOC):室内に揮発性の化学物質は持ち込まない。
1.ペンキ(トルエン・キシレン):園児が口にしても安全な物、においの少ない物、水性の安全なものにする。
マジック、フェルトペン(有機溶剤)
ウレタン塗装(トルエンなどの有機溶剤、イソシアネート)
2.ホルムアルデヒド:合板の接着剤、防菌防カビ剤。
3.パラジクロロベンゼン:神経毒性に強い。使用現金。トイレ防臭剤・芳香剤から揮発する。
パラボール:学校のトイレには特につるすべきではない。
農薬・除草剤:子供が吸入、接触する可能性がある場所では使用しないようにする。皇帝の樹木に散布される殺虫剤が危険です。(学校の周りの田畑にも注意する)
(フェニトロチオン(スミチオン)、ジクロルボス(DDVP)、ベルメトリン)
1) 農薬を使わずに害虫に対処する。
2) 剪定で処理する。
3) 春先に菰や周辺の土の中にいる害虫の幼虫を除去する。
害虫が出て農薬を散布する場合には
1) 農薬散布は広報、看板等で散布前・散布後に知らせる。保護者にもきっちりと伝える。
2) 害虫発生を確認してから、発生した樹木だけに農薬を散布する。(スポット散布)
3) 休みの前日生徒が下校してからまく。
除草剤(バスタ・ラウンドアップなど)も同様の注意が必要。
できるだけ除草剤を使わずみんなで草抜きをしましょう。
工事:工事中には多量の粉塵、化学物質が辺りに充満する。しかも窓が閉鎖され換気できなくなると室内の化学物質濃度が上昇する。敏感な子供の学業に影響のない計画(長期休暇中)を立てる。
避難場所を確保する。どうしようもないときは学校を休まなければならない。
学校、幼稚園、保育園など新築工事、改善工事の計画が持ち上がったら、情報公開を使って、仕様書、発注書、図面などを手に入れよう。危険なものを使わないかチェックし、安全なものに代えるように働きかける。
通学路の安全性:保育園などでは散歩道などにも注意する。排気ガス、日光などにも注意する。
農薬:通学路沿いの田畑、庭木、園芸、街路樹、公園では安易に農薬をまかないこと。まくときは事前に学校に報告をするシステムが必要。
(夏の暑い日にはアスファルトから揮発するVOCに反応する場合があります。)
衣類:制服、運動着は羊毛、化学繊維はさけ、できるだけ木綿製にする。
プール塩素
1) 消毒槽(来い塩素系殺菌剤)は使わず、プールに入る前、あるいは水着を着る前にシャワーでよく身体を洗う。
2) シャワーを温水にしたり・水量を多くする。そしてプールの時間が終わったら、プールの水の濃い塩素をシャワーで充分に洗い流す。
3) プールの塩素濃度測定と調節をこまめに行い、最低基準の0.4mg/lを保つようにする。
(基準は0.4〜1.0mg/lであるが見直しも必要ではないか?)
4) 下痢・風邪の症状の子供は休ませる。
5) ゴーグルの着用(目の弱い子。ただしゴムかぶれに注意。)
入水回数・入水時間を減らす。みんなが入って塩素濃度が下がってから入る。
(プールの後に失神や喘息など悪化する子はぷーるにはいることを中止する。)
将来的には塩素以外の消毒法の開発が必要である。
学用品・教材:よく干してにおいを抜いてから使うのが基本。
安全なインク開発急務
(新学期はクラス中が新しい教科書、教材、学用品でかなり臭いので換気充分行うこと。)
ビニール製学用品(かばん、筆箱など)
印刷物、テスト、プリント、きれいな色紙:干してからでないと使えないことがある。
新しい教科書。ワークブック・ドリルなどの補助教材のインクが特に臭い。
(教材の選定にあたってインクの種類を考慮する必要あり)ノート、紙にも注意。
マジック、ボールペンのインク。墨汁(いろんな化学物質が入っている)
接着剤:ボンド。絵の具。クレヨン。(よく日干しした色鉛筆を使う)
教室・部屋・場所
理科室:実験に使う薬品、ガス。
技術室:材木、接着剤。
図皇室:絵の具、接着剤などVOCを発生するものが多い。
パソコン室:改装・新築していることが多く、顕在やはり変えた新しい絨毯、(外交の反射を避けるための)分厚いカーテンがホルマリンを放出し、換気を妨げる。パソコンが熱せられプラスチックからVOCが揮発する。
電磁波対策も必要。
音楽室:防音のため機密性が高く、化学物質がこもって濃度が高くなりやすい。
換気。
体育館:高いところにある窓は閉鎖されることはまれ。高所の換気を有効に行うには換気扇を設置すべし
給食室・調理場の消毒には有機リン・ピレスロイド系殺虫剤は使わないことが望ましい。
下駄箱:新しい靴はゴム等においが強い。ワックスを塗ると靴について校内に飛散する。
トイレ:消毒剤、掃除用洗剤、消臭剤。
ゴミ焼却場:不用意に燃やさない。できれば校内でのごみ焼却はやめる。
スクールバス:新車には化学物質が充満している。
給食:食物アレルギーを合併している場合がある。
以下のことは教育関係者、父兄の理解と協力が必要。
タバコ:教職員、学校訪問者。
特に体育会、文化祭などの行事のときの父兄の学校敷地内での喫煙。
和歌山県では条例化されました。
香料:教職員(特に担任)・学校訪問者
化粧品、整髪料、香水、ジャンプー、リンス、衣類の合成洗剤の香料。
防虫剤:衣類からの防虫剤(特に衣替えの季節)秋に急に寒くなったときが危険。
長期間収納、放置したものにはほこり、カビ、化学物質が付着している。
選択してから着るようにする。(特に子供と接触する保育士さん)
お泊り保育のときの寝具も同様の注意が必要。
参観日:狭い教室に化粧の濃い人、クリーニングしたての服、タバコの煙のしみこんだ服、たんすから出してきた殺虫剤のしみこんだ服、入念にセットした髪など化学物質が充満する。
「大人が集まる行事は危険」
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